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池袋HUMAXシネマズにて公開

「一月一日。…僕ハ今年カラ、今日マデ日記ニ記スコトヲ躊躇シテイタヨウナ事柄ヲモアエテ書キ留メルコトニシタ。

- 谷崎潤一郎「鍵」 冒頭より -

イントロダクション

世界中で翻訳された
文豪・谷崎潤一郎の不朽の名作を現代版にアレンジ

倒錯したNTR(寝取られ)願望を描く

日本が世界に誇る大文豪・谷崎潤一郎の代表作の一つで高い人気を誇る『鍵』。
市川崑や神代辰巳らにより何度も映像化され、国際的にも高く評価されている。
小説は、初老の学者の妻に対する倒錯した愛を描いており、NTR(寝取られ)要素を持つ作品であると言われている。
今作は『鍵』を原案とし、令和においてのリアリティを持たせるべく、大胆にアレンジした。

主演の神田役は大森立嗣監督の『ぼっちゃん』(13)で映画初主演を果たし、日本映画プロフェッショナル大賞「新進男優賞」を受賞、名バイプレイヤーとして独自の位置を築いている水澤紳吾。
神田の妻・郁子役に映画『風に濡れた女』(16・塩田明彦監督)で、日本映画プロフェッショナル大賞「新進女優賞」を受賞した桝田幸希。
神田の教え子・木村役を水石亜飛夢、郁子の妹・敏子役を秋谷百音がそれぞれ演じている。

 メガホンを取るのは、故石井輝男に師事し、ショートフィルム「痣」が、カンヌ国際映画「SHORT FILMS FROM JAPAN 2018」で上映、「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」ジャパン部門、ベストアクトレス受賞を受賞するなど国内外で高い評価を得た井上博貴。 

ストーリー

ストーリー

中年の大学教授である神田は、年の離れた妻の郁子を性的に満足させられないことに悩んでいた。

ある日、義妹の敏子に紹介した自身の教え子で大学院生の木村に対して郁子が色目を使う姿を目の当たりにし、かつてない性的興奮を覚える。
そんな興奮を自身の精力剤代わりに活用しようとあの手この手で『妻』と『教え子』が接近する状況を仕掛けていく。

そして興奮レベルを更新しないと満足できなくなった神田の行動はアブノーマルにエスカレートしていく。

キャスト
水澤紳吾
キャスト冠

神田直己役 水澤 紳吾

Shingo Mizusawa

1976 年生まれ。宮城県出身。入江悠監督『SRサイタマノラッパー』シリーズ(2009~12年)にMC TOM役で出演。大森立嗣監督『ぼっちゃん』(13)で映画初主演を果たし、第23回日本映画プロフェッショナル大賞にて新進男優賞を受賞。主な出演作に映画『羊の木』(18)『罪の声』(20)など。

桝田幸希
キャスト冠

神田郁子役 桝田 幸希

Yuki Masuda

1991年生まれ。愛知県出身。2009年デビュー後、数多くの映画やテレビドラマを中心に活躍。主演を務めた映画『風に濡れた女』(16・塩田明彦監督)では、2016年日本映画プロフェッショナル大賞「新進女優賞」を受賞。 他出演作に『ビジランテ』(17)、『哀愁しんでれら』(21)等。

水石亜飛夢
キャスト冠

木村正也役 水石 亜飛夢

Atom Mizuishi

1996年1月1日生まれ。神奈川県出身。
2012年、ミュージカル『テニスの王子様2ndシーズン』の柳蓮二役で役者デビュー。 映画「鋼の錬金術師」にてアルフォンスエルリックの声を演じ全国的に注目される。
スーパー戦隊シリーズ『キラメイジャー』のキラメイブルー役、TVドラマ『あなたの番です。』波止陽樹役など出演多数。
秋谷百音
キャスト冠

三原敏子役 秋谷 百音

Mone Akitani

1999年11月27日生まれ。神奈川県出身。
2019年に舞台「フラガール − dance for smile –」、2020年には映画「別に友達とかじゃない」(監督:八重樫風雅氏、脚本:北川亜矢子氏)では主演を務める。
2021年公開映画「ベイビーわるきゅーれ」(監督・脚本:阪元裕吾氏)で、気の狂ったヤクザの娘・浜岡ひまりを演じ、その振り切った芝居と役の振り幅の広さが評価され、今年も既に数々の話題作に出演している。
今後も複数の作品への出演を予定している。
スタッフ

監督・脚本

井上 博貴

Hiroki Inoue

『網走番外地』シリーズなどの名匠・故石井輝男に師事。09年に映画「パニック4ROOMS」で監督デビュー。17年、オムニバスホラー映画「狂い華」内の1篇、堀田真由主演『呪いうつり』の監督・脚本を担当。またショートフィルム「痣」は、カンヌ国際映画祭「SHORT FILMS FROM JAPAN 2018」で上映。「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」ベストアクトレス受賞他、国内外で高い評価を得た。19年にはCINEMA FIGHTERS project第3弾オムニバス映画「その瞬間、僕は泣きたくなった」の1篇『魔女に焦がれて』の監督・脚本を務めた。

原作

谷崎潤一郎(1886~1965)

Junichiro tanizaki

東京日本橋に生まれ、旧制府立一中(現日比谷高校)、第一高等学校を経て東京帝大国文学科に入学するも、のちに1911年、授業料未納のために中退。
父の家業の失敗により家計は苦しく苦学する。1910年9月、小山内薫、和辻哲郎、大貫晶川らと第二次「新思潮」を創刊したが直ちに発禁。11月、実質のデビュー作『刺青』を「新思潮」に発表、続けて『麒麟』なども発表。1911年3月、「新思潮」廃刊。同年「三田文学」11月号誌上で永井荷風に激賞され、文壇的地位を確立した。
その後、『痴人の愛』(1924年)、『卍(まんじ)』(1928年)、『春琴抄』(1933年)、『細雪』(1943年~1948年)、『少将滋幹の母』(1949年)、『鍵』(1956年)など、豊潤な官能美と陰影ある古典美の世界を展開して常に文壇の最高峰を歩みつづけ、1965年7月30日、腎不全から心不全を併発して神奈川県湯河原町・湘碧山房で死去。享年79歳。この間、『細雪』により毎日出版文化賞(1947年)及び朝日文化賞(1949年)を、『瘋癲老人日記』(1961年)で毎日芸術大賞を(1963年)、また、1949年11月には、志賀直哉と共に第8回文化勲章を授与された。
1941年、日本芸術院会員、1964年、日本人としてはじめて全米芸術院・アメリカ文学芸術アカデミー名誉会員に選ばれた。
生涯にわたり、男と女の関係を描き続けた。3度の結婚に彩られた人生を歩んだ谷崎にとって、美しい女性との恋が作品を生み出す原動力だった。

予告編